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本を読む子は頭の良い子?
最近よく「本好きにさせると勉強が良く出来ると聞きますが本当ですか?」という質問をよく受けます。
確かに知識が豊かになり、いろんな人の考えも知る事が出来ます。漢字もいつの間にか覚えます。本を読む事は大切な事です。
しかし、私はひとつ気にかかることがあります。教室で授業を始める前に、幼児の部は必ず一冊、年令に応じた本を読んであげるようにしています。
そのときに不思議な事に気がつきました。文字や数を早く教えられた子は本の内容よりも文字を追ったりページを書いた数字に目がいっている場合があるのです。
わかばスクールでは2〜3才では3人まで、4才以上でも1クラス4人までで授業を行いますので子ども達の表情が良く見えます。怖い話を読んでも不安な顔をしない、楽しい話を読んでもにこりともしない、心を育てる為の本が文字を追うだけになっている場合があります。話を聞くということは頭の中で色んなイメージを作り上げる事です。

例えば、小学生になって本が大好きでいつも教室に来ると先ず本の所に行き読んでいる子がいます。たくさん回りに遊ぶおもちゃがあるのにただひたすら本を読んでいます。なのにゲームのルールなどを言葉だけで説明すると殆んど即座に理解が出来ない。今の子どもの特徴でもあるようです。
目で見えるものは理解が出来るのですが、頭の中で組み立てたり、要領よくポイントを掴んだりということが非常に苦手です。私は本を読み聞かせたりする事も大切ですが、もっと大切な事は「会話」だと思います。又、遊びの経験だと思います。
小さい子は文字や数をそれほど早く教えなくても五才位になれば自然と興味が出て覚えます。それから少しずつ本の楽しさを知っても決して遅くはないと思います。先ず耳から聞いた言葉を確実に理解できるようになってから自分で本を読むと良いでしょう。人の心を察したり、場の空気を読む感覚は4〜5才までに育つといわれます。

人とのコミュニケーションなくして人間としての基礎の教育はないのです。

目を見てしっかり話しかけてあげましょう。そして子どもの気持ちや意見を十分に聞いてあげましょう。
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