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むすんでひらいて VOL.66
『ロボット症候群』

心理カウンセラー、三沢直子先生の本に「ロボット症候群」という言葉が使われていました。いわゆるロボットのような人のことです。学歴偏重時代に入って30年になると思いますが、その頃から私も「あ、この子ロボットみたいだ。」と思うことが時々ありました。


三沢先生はロボット症候群の特徴を次のように記されていました。

〇知的レベルは高く一流企業に入社、エリートサラリーマン。
〇育った家庭の特徴は父親不在、母親密着の状態で育って来た人が多く、強度のマザコン状態を未だに脱していない。
〇常にロボットのようにボタンを押す人、具体的な指示を与える人を要する。したがって、指示されないことを気を利かせて行うことは苦手である。
〇他者との深い関わりを経験していないので、相手の気持ちを察することが出来ない。
〇自らも感情の表出が稀薄で、外から見ていて何を考えているか掴み難い。
〇母親から勉強以外のことは全て面倒を見てもらっていたので、生活における自立が全く出来ておらず、基本的に依存的、自己中心的である。

幼い頃から知識を重視し受験戦争を勝ち抜いていくことだけを目的に育てられた子ども達がどんな人間に育ったか気にかかっていましたが、当然このような状態になりますよね。

相手の気持ちを察することが出来ないということは、全ての面で上手くいかないような気がします。幼児期には豊かな感情、善悪の判断、意欲を育てたいものです。


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