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むすんでひらいて Vol.62
「忍耐の心を育てることが基本です。」

私が幼稚園に勤務していた頃、今のようにフラフラと教室を出ていくような子どもはいませんでした。
100人以上の子ども達を絵本や紙芝居ではなく、素話で集中させるテクニックを持った先生にどうすれば子どもの心を惹きつけられるのか学んだものです。

今では、幼稚園や保育園どころか小学校でも各クラスに2〜3人は平気で教室を出たりする子どもがいるそうです。
「学級崩壊」という言葉が出て来てもう何年になるでしょう。ますます激しくなっているかもしれません。子どもの育て方も随分変わりました。

気になることは昔と比べ「忍耐」の心が育っていないことです。

この忍耐の心とは2〜3歳の頃(第一反抗期)、自我が目覚めた時の周りの大人の接し方がとても大切だと言われています。

今一度、「教育の父」とも言われるペスタロッチ(スイス)のゲルトルート児童教育法の言葉を書きます。
『自然は暴れる子どもに対して、いくら暴れても無駄だということを悟らせます。子どもは木を叩きます。自然はびくともしません。そこで、子どもは木や石を叩くのをやめます。次に、母親が子どもの欲しいままな欲望に対して、頑として応じません。子どもは暴れたり叫んだりします。母親はそれでもびくともしません。子どもは叫ぶのをやめます。子どもはだんだん母親の意思に自分の意思を従わせることが出来るようになります。忍耐の最初の芽が服従の最初の芽がこうして育っていくのです。』

この時期、しっかりと「ダメなものはダメ」ということを教えて下さい。先生の話、大人の話をしっかり聞けるよう育てることは親の役目です。人に愛される人間に育てましょう。
| - | 16:47 | comments(0) | - |
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